お祭りは、人を変える。
こちらは今、秋祭りの真っ只中だ。
私も夫も子ども達も興味がなく、参加もしない。見に行くこともない。
なんなら、平日だから旅行に行くこともある。
私が知る父・・・、会わなくなる8年ほど前までは、私達と同じく無関心だった。
それが、地区内の山車について歩いているのを夫が見たそうな。
それも腕章をしていたから、役員をしている証なんだって。
驚きぃ~。
実家の家の前を通ると、御神燈を掲げていたそうな。
驚きぃ~ 驚きぃ~。
神様仏様の存在は全く信じず、厄払いでさえ行かなかった人。
祖父の仏壇に線香をあげることさえ、年に2回ほどしかしない人。
自治会の人と一緒にお祭りだなんて、変われば変わるもんなんだな。
遠くに住む弟も帰ってきて、参加してるんだろうか。
いろいろ悪さをして恥ずかしさもあって、ここに住みにくいからと遠くで家庭を築き、滅多に帰ってこない弟も、お祭りだけは帰ってくる。
お祭りって、そんなに楽しいの?。
私は苦手。
父と弟が、いまさら楽しそうにしているのを見るのも、また苦痛である。