殿へご挨拶が遅れることは、もってのほかです。
気が早い話だけど、来年のお正月はどこかの旅行先で上げ膳据え膳のまったりな時間を過ごしたい。
穏やかな気持ちで新年を迎えたいと思う私の気持ちは、嫁の立場の方ならわかってくれるかも。
我が家のお正月は、第1優先が舅である。
9時前、私が起きると夫と三男は既にいない。
次男は、舅より家族と友達優先。
帰ってきて一緒にお雑煮を食べようと待っているけど、元旦に家族揃ってお雑煮は食べられない。
いつも、お腹いっぱいになって舅家から帰ってくる2人。
舅は「ワシが作った雑煮を食べるぞ。」と待ち構えているので、それを断るとお年玉をなかなか渡してもらえない。
お雑煮やら、姑自慢のお高級取り寄せおせちを強引に食べさせらされて、この《元旦からお腹いっぱい攻撃》でしばらくご飯が食べられなくなるらしい。
結婚して28年、毎年のことでわかっているけど、私だって家族で元旦にお雑煮を食べたい。
どうせ食べないだろうなと思いつつ帰ってくるのを待ち、一応聞いて「おなかいっぱい」の返事もわかっているけど聞いて、「そうなんだ〜。」ってヘラヘラ笑いながら1人で食べてます。
死ぬ死ぬ詐欺をかましてこようが、「あと何回お正月を迎えられるか?」とか、そんなことを元旦早々聞かされて、「そんなこと言わないでくださいよ。」と言うと嬉しそうな顔をする舅と姑よ。
子孫に頼って家族ごっこをしても、そのお駄賃(お年玉)を渡すなら、レンタル家族のほうが優しいよ。
来年から、そうしてください。