キレても物事は解決するどころか、さもしく見える。
先週、お祭りがあった。
観光客が押し寄せ、地元民も密になり、土埃の舞う中で嬉々として楽しんだ4年ぶりのお祭り。
なんと、インフルエンザの大流行という置き土産付き・・・。
地域のニュースでは、ワクチンを打ちましょうとか適切な受診をと呼びかけているが、やっぱり風邪症状だと慌ててしまう。
だって、コロナかもしれないし。
夜間休日診察の急患センターは、4時間待ちらしい。
私なら、市販の解熱剤を呑んで、布団で4時間寝ることを選ぶ。
昨日は通院日だったので病院に行くと、こういう時の月曜日とあってか電話が鳴りやまない。
かかりつけ医院は、コロナ云々と言い始めてから《風邪症状のある人はまず電話連絡》を徹底している。
でも、電話が繋がらない。
「電話が繋がらないんですけど。」と何人もの人が、直接来院してきた。
とある女性 たぶん母親だと思うが、かなりキレ気味で受付さんに噛みついていた。
電話が繋がらないんですけど、どうすればいいんですか。駐車場にも停められないんですけど。
小さな医院なので、冬のインフルエンザの季節はこういうことも多々ある。
子供さんがしんどいからキレてしまうのもわかる。
でも、言わせてくれ。
精神科・心療内科・内科・小児科兼務の、専門が精神科の小さな病院に子供さんを連れてくるのなら、それなりのリスクを考えないと。
爺婆・精神科患者がほとんどの病院よりも、血液検査もできてレントゲンもとれる病院の方が安心じゃない?。子供なら。
保険証のチェックが終わったのなら、早く返してください・・・とか、あとどのくらい待つんですか?・・・とか、キレる元気があるのなら他の病院を探すとかやれないかな。
自分が正しいと思っているから、キレるんだろうな。
気持ちはわかるよ。しんどいもん。どうなってんの?って不安になるよね。
でも、喚いてもどうにもならない状況なんだよ。
これからどう動くか、考えた方が早い気がするな。
まあ、受付の人も冷静というか無表情というか、マニュアル以外のことは一切話さないから、キレている人に油を注いでいる事実もある。
少しの間は、医療機関も猛烈に大変そうです。