無謀すぎるチャレンジ。
長男から、義兄が個人事業主になる準備をしていると聞いた。
義兄プロフィール
50歳代未婚、結婚歴なし。親と同居。転職 複数回。飲酒運転で免許取り消し1回(つい最近)。彼女いない歴=年齢。暴れん坊・世間知らずな本家の長男。
なぜ個人事業主になりたいかというと、人に雇われたくないとか自分のペースで仕事をしたいとか、そういう自由人的な発想。
自分がやりたい職種について、特別な知識があるとかコネクションがあるとか希望があるとか、そんな燃える闘魂などこれっぽっちもなく、とにかく1人で生きたいから独立だなんて。
そういう風に考えられることが、逆に羨ましくさえ思える。
衣食住の全てを親の年金でまかない、自分が稼いだお金は自分の楽しみのためだけに使っている。
舅が最近入院しすっかり弱ってきたところを、「今だっ!。」とグイグイ押し進めているらしい。
貰えるものは先に貰っておこうという魂胆。
万が一失敗したとしても、家があるから処分したら何とかなる...そんな意味合いの言葉も、長男に話しているらしい。
家と言っても、義兄は住まわせてもらっている身で、光熱費も税金も、もちろん建築費もノータッチ。
親が遺してくれるであろう諸々を、勝手にあてにして進めている独立計画。
どうしたら、そんなにお気楽な考え方ができるだろう。
長男いわく、「親(舅姑)の育て方が大失敗した、テキスト通りのバカ」。
夫にも、子供達にも、何があろうと連帯保証人の署名をしないように、きつく言い聞かせた。