親族の女性陣の顔が、不思議なことによく似ている。
夫と激安スーパーに買い物に行き、レジで並んでいると、じりじりと《誰かに見られてる》感覚になった。
少しまわりを観察してみると、隣の列に、近所に住む舅親族のおばさんと娘さんがいた。
私と目が合うと、二人ともさっと目をそらした。
私はこの親子が苦手だ。
おばさんは、野村沙知代さんみたいに見た目が怖い。
沙知代さんに失礼ね、この表現は・・・。
沙知代さんは毒舌ながらも、愛や優しさのある口ぶりで好きだったけど、おばさんはストレートに言葉にする人。
そう誰かさんみたいに。
でも、舅親族の女性陣はみんな口調がきついというか、思ったことを全て言葉にするというか、とにかく驚くくらい強い。
皆が皆 言うには、《強くないと、この家ではやっていけないから》という理由だそう。
そして、《もともとは、こんなんじゃなかったのに、この家の男どもが》とも言う。
嫁の女どもが集まって旦那の悪口を言い合い、慰めあう光景は、お正月とお盆と農作業の時に決まって見られる、おなじみの光景でもある。
だから、私はそういう場に行く回数を徐々に減らし、今は行かなくなった。
文句を言われようともね。
そして、方程式に当てはめたように皆さん夫婦仲が最悪。
どちらかだけが悪いわけではなく、お互い様だと思う。
「夫源病よね~。」と言い合ってるけど、私はその逆かも・・・と思う。
そのおばさん達が最も嫌っている、舅の末弟家族。
本当に仲が良くて、いつもニコニコしているし、我が家にもたまに来てくれる。
それが姑は気に入らないようで、この人達のことをぼろくそに貶す。
「非常識家族よ。」と私によく言うけど、結局は夫婦仲が良くて、子供さんもよくしてくれて、理想の家族の形であることが、癪なのだろう。
結論
性格は、顔・表情にでます。必ずね。
どんなにきれいな人でも、イケメンでも、それは隠せないから面白い。