秋鯖は《妻》に食わすなとでも言いたいのか?。
久しぶりに、夫の職場でも会食があった。
行く前は、「なんかめんどくさいなあ。」と言っていたのに、帰ってきたら満面の笑みで「良かったわあ。あちらの人とも打ち解けられて、楽しかった。」とご満悦である。
そして、例の如く飲んだお酒の量と食べた物の説明が始まる。
私は全くお酒が飲めないので(においもダメ)、話されてもよくわからない。
ただ、水分量として換算してみると、そんなに飲んで・・・水分を体内に入れてよく平気でいられるなといつも思う。
食事も、かなり豪華で美味しかったらしい。
ああでこうでと説明しているが、料理が苦手な私の脳内には、そのお料理の姿や味が全く想像できない。
「いまいちわからないから、今度連れて言ってよ。」と言ってみた。
すると、「無理無理。高いもん。」と即却下される。
横にいた三男を巻き込んで、「家の忘年会をそのお店でするとか。ね~。」と言うと、「家族で行ったら、いくらかかると思ってるの!。」とまたまた却下。
いくら職場での会食とはいえ、美味しい物を食べて、ご満悦で帰ってきて、お土産はコンビニスイーツって安く見られたものよ。私も。
毎日毎日、バイクのパーツが家に届くじゃねえかよ。
そのお金は惜しくないってか?。
妻を慰労しろ。
おまえの母親に振り回された何十年の労を、たった1回でいいから自腹で労いやがれ。
とは言えないから、「ふ~ん。いいわね。そんなお高いお店、なかなか行けないもんね。」とニコニコしながら話を締めたわ。
こんなんですけど、夫婦の仲は荒れてもなく普通。
ただ、私も変わったし夫も変わった。
腹を出して股間をボリボリ掻きながら寝落ちしている夫の姿を見ても、「こんなもんか。」と楽観視できる私だからこそ、この家は健全なのだと夫に訴えたい。