しまった。私としたことが。
携帯電話の番号を変えた。
ある手続きがどうしてもできない。同じところで必ずエラーになる。
「こうなったら番号を変えたほうが早いんじゃない?。」と思い変更し、すんなりと手続きがクリアしたのだった。
私の電話帳は、家族や利用している店舗や病院などがほとんどで、友達も皆無に等しいので、番号を変えることに何の抵抗もなかった。
ただ、どうしても伝えておかないといけない人間はいる。
両親だ。
この6年間、あちらからの連絡は一切ないし、私から連絡もしていない。
それでも、《連絡網》として生きている状態にしておかないと、きっと面倒なことになる。
万が一の時、「あんたに連絡したのに、電話が繋がらなかったじゃない!。」といろんなことを全て私のせいにされる気がして。
もしかしたら万が一の時の連絡もされないかもしれないけど、「私には連絡がなかったじゃないの!。」と言える環境にしておきたかったのも理由である。
そんなことを言いながら、私は母の連絡先を消している。父のは残しているのだが。
夫に訳を説明し、母の電話番号を聞いた。
キャリアメールのアドレスも消しているので、ショートメールを送った。
母がショートメールを見ることができるか、ちゃんと送信できたのかもわからない。
今思えば、父に送信したほうが確実だったと後悔している。
そのことが気になって、昨晩は寝られなかった。
「わかった。」と一言返信してくれてもいいと思うのだが、母はそういう人。
自分の言いたいこと・伝えたいことに関しては即返信を求めるのに、私に対しては「言わなくてもわかるでしょ。」と・・・。
モヤモヤを解消するために、父にもショートメールを送るか(電話はしたくない・キャリアメールのアドレスは消去した)悩んでいる。
あの人達のことが私の頭の中を占拠している状態が、たまらなく苦しい。