やっぱり勘違いをしている舅。
私、柿が嫌いです。
あっ、牡蠣も嫌いです。
昭和生まれなので、柿は買って食べる物ではなく、庭になっている物を食べる人が多かった。
ただ、実家には柿の木がなかったので、買ってまで食べることもなかった。
夫の実家には、もちろん当たり前のように柿の木もみかんもレモンも山椒もビワも、まあその他いろいろな物があり、カルチャーショックのような驚きだった。
柿を初めて食べたあの時も、驚いた。
「ああ、やだ。この味。なんだろう、嫌いな味だわ。」と思った。
舅に勧められたからではなくて、ダメなものはダメな味。
甘柿がダメだった。
干し柿を激推しされて断れずに一口食べたら、とんでもない甘さに吐き出したくなり、夫に残りを押し付けた。
渋柿の焼酎漬け?渋みを飛ばした柿も激推しされたが、綺麗に渋みが抜けていなくてさすがに口から出した。
それなのに、ああそれなのに、私がちょっと話したことで『心を開いてくれた』と思わせてしまったようで、玄関に大量の柿を置いて帰っている舅。
だーかーらー、柿は見るのも嫌なほど大嫌いなのーーー。
夫も、柿は食べない。
子供達だって、私と同じような《激推し》された経験があるので、絶対に食べない。
何回言っても、「ワシが美味しいと思うのだから、食べてみろ。」の押し付けがやめられない人。
姑も、「猿じゃあるまいし、柿ばっかりいらないのよ!。」←サルカニ合戦のことだと思う と言う始末。
さて、あれをどうしようか思案中。